「サプリメント」 とは
 

「サプリメント、健康のこと(美容のこと)を考えると、摂らないといけないのは分かっているのだけど、何をどうとったらいいの?」(Aさんからの質問)

このような疑問や不安を持っている人が多いと思います。それもそのはず!

薬については、病院などで医師や薬剤師の処方のもと服用しているので、安心または信頼している方が大半だと思います。健康食品であるサプリメントは、ドラッグストアーやコンビニでも簡単に買うことができます。ここに問題があったのです!薬のように専門家による処方箋のようなものがあれば一番いいのですが、現在はそのようなシステムになっていません。 ここではまずそんな問題を解決するべく、サプリメントとはどういうものなのかを説明します。

図を見て頂いた方が分かりやすいと思いますので日本人に一番馴染みのある米粒を使って説明します。

現代版加工食品とは、いま私達が食べているお米です。(一般的にはスーパーなどで売っているお惣菜など)米が収穫された段階では籾殻や胚芽(微量栄養素であるビタミン・ミネラルなど)がついた状態なので口にすることはできませんが、籾殻を落とし胚を削る精白加工することにより私達が口にしているような美味しくて食べやすい米になるのです。精米技術が進んでいない江戸時代の日本人は、握り飯漬け物お味噌汁でも十分栄養バランスが保たれていたのです。 現在のお米(白米)は、下記図のように美味しさを一番に優先されたためにカロリー(糖質)だけを温存させた加工食品となっています。従ってお米だけを食べ続けると糖質過剰のビタミン不足となり、栄養バランスが崩れ病気になり死んでしまうのです。この例としては江戸時代に発症した、脚気というビタミン不足による病気があるのです。 飽食の時代となった現在では考えられない病気ですが、脚気が起きない変わりに栄養不足による肥満(生活習慣病)が急増しています。

反対に逆加工食品とは、あらゆる食材のビタミン・ミネラル・ファイバーなどの微量栄養素を温存させカロリーと水分を取り除き抽出したものをいいます。この代表例はサプリメントということです。ここでは簡単に言いますが、化学合成されたビタミン剤はサプリメントではない事にご注意ください。(サプリメントについてに書いてあります)

サプリメントは翻訳したとおり栄養を補助するための食品です! サプリメントのチョイスはスーパーでどの食材を選ぶのか?と同じことです。

 

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