「サプリメント」について
 

そもそもサプリメント(supplement)とは、「補足」という意味の英語です。そこから発展して、現在は「栄養補助食品」と呼ばれ、日常の食生活だけでは摂りきれない栄養素を補給するための食品のことを指します。健康先進国のアメリカでは、現在成人の60%が使用しており、今後さらに増加することが予想されています。一方、日本でもここ数十年でサプリメントの利用者が急増。健康に関心の高い人だけが摂る特例なものではなく、より日常的なものへと変わってきています。会社やレストランでサプリメントを摂っているwひとを見かけることも今では決して珍しい光景ではありません。最近はその種類も増加。ビタミンミネラルプロテインといった「足りない栄養素を補う」というのももちろん、イチョウ葉やガーリックなどのハーブ系サプリメントにも人気が集まっています。ハーブ以外にも、キトサンをはじめとした「ダイエットサポートをするサプリメント」、コラーゲンを配合した「美容のためのサプリメント」など、目的に合わせたいものも登場しています。

病院で処方されるビタミン剤とは違うことを知って服用してもらいたいと思います。
「ビタミン剤」、その名の通りビタミンを化学的に合成して抽出し、カプセル錠にしたものです。ビタミン剤は食品ではないのでサプリメントとは言えません
サプリメントについては種類が様々でビタミン剤のように種類が限定できません。それは作られ方が様々であるからです。サプリメントは健康補助食品なので、医薬部外品に入ります。医薬品の場合は厚生省が認可した業者でないと製造することができませんが、健康補助食品であれば私達個人だってお金さえあれば作れるのです。この部分につけこんで悪徳業者が成分を偽って売り出している「〜に効く」とか「〜で痩せる」などとうたっている商品が山のようにあります。ビタミン剤とは違い何故これだけのたくさんの種類があるのかと言えば、それは成分が食品に近いかビタミン剤に近いかにあるかで、何万種類もの製品を作ることができるからです。
昔からの言葉にあるのは皆さんもご存知だと思いますが、「安かろう〜、悪かろう〜」なのです。

どの種類のサプリメントを補給するかは、消費者に委ねられています。 だからこそ正しい知識を持ってもらい、安全かつ効果的に栄養を補給してもらいたいものです。

 

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